最近は急に天気が悪くなったり、夏になると各地で夕立やゲリラ雷雨が発生したり
天候の急変が昔に比べて早くなったような気がします。
そんな天候の変化をいち早く知る方法のひとつに雨雲レーダーがあります。
雨雲レーダーの中には数時間後の予測を公開しているものも多く
スマホなどがあれば、どこに居てもこれから雨が降りそうかどうかの判断に役立ちます。
いろんな雨雲レーダーのサービスがあるので、その特徴などをまとめてみました。
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気象庁
気象庁では
- 高解像度降水ナウキャスト
- レーダー・ナウキャスト
の2つのサービスが提供されています。
高解像度降水ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
日本全国をカバーしておりリアルタイムの降水状況から
1時間先までの雨雲の予測を確認することができます。
気象庁の気象ドップラーレーダーに加え国土交通省のXバンドレーダ、
全国の雨量計の観測データなどを活用し、250mの解像度で
降水分布を予測しています。
河川や鉄道、道路などのランドマークを表示させることもでき
見やすくなっています。
レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
気象レーダーの観測により5分毎の降水分布観測データが確認できます。
また60分先までの降水予測を5分間隔で連続して表示可能です。
降水の他
- 雷
- 竜巻発生確度
も確認することができます。
全国を19のブロックに分けて表示することができますが
地域がやや広いため、自分の位置を把握するのが若干難しいでしょう。
Yahoo!天気・災害
Yahoo!が提供する雨雲レーダーです。
雨雲ズームレーダー
http://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/
日本全国の雨雲の様子が確認できます。
最大1時間後までの雨雲予測を5分間隔で確認できます。
このサイトの情報をベースにY!天気アプリも運用しているようです。
ウェザーニューズ
気象情報会社のウェザーニューズが提供する雨雲レーダー。
雨雲レーダー
日本全国の雨雲の動きを確認できます。
雨雲の予測データは1時間毎になっています。
日本気象協会
日本気象協会による雨雲の実況サイトです。
雨雲の動き(実況)
雨雲実況では最大120分前からのデータが、予報では6時間後までの
雨雲予想が動画で確認できます。
地図上に同心円を描いた豪雨レーダーもあります。
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東京電力
東京電力が提供する雨量や雷の観測情報です。
雨量・雷観測情報
5分間隔で雨量を確認することができます。
雨量の他に
- 雷雲
- 落雷
- 雷雲+落雷
も表示することが可能です。
提供される範囲は
東京・埼玉・千葉・神奈川・栃木・群馬・山梨・茨城
福島・新潟・静岡の一部
となっています。
東京都
東京都が運営する雨雲レーダーです。
東京アメッシュ
集中豪雨やゲリラ雷雨などでの浸水被害から身を守るため
東京都下水道局が昭和63年度より導入した観測システムです。
現在では最新式のMPレーダーを導入し、1時間で1ミリ以下の弱い雨でも
観測できるようになっています。
実況が中心のシステムなので、予測データはありません。
au天気
auが提供する雨雲レーダーです。
雨雲レーダー
http://weathernews.auone.jp/au/radar/index.html
ウェザーニューズよりデータの提供を受けて
auにて情報提供しています。
デジタル台風
国立情報学研究所の北本朝展研究室の運用する
台風情報提供サイトです。
リアルタイム雨雲レーダー(気象レーダー)画像(Google …
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/radar/google-maps/
気象レーダーからの『1kmメッシュ全国合成レーダーエコー強度GPV』データを
Google Map上に表示させています。
CBC
中部日本放送株式会社が提供している雨雲レーダサイトです。
中部雨雲レーダー画像
http://hicbc.com/weather/gradar.htm
中部地方を中心とした雨雲を確認することができます。
データは気象庁発表のレーダー・ナウキャストがベースになっています。
オススメのアプリ
スマホで雨雲レーダーを確認するのに
オススメのアプリは『Y!天気』です。
Y!天気
http://weather.yahoo.co.jp/weather/promo/app/
アプリを立ち上げると上記のような画面になって
これだけで自分のいる地域の天気予報が簡潔にわかります。
画面右上の『雨雲』をタップすると雨雲ズームレーダーになります。
地図の拡大/縮小はピンチアウト・ピンチインでスムーズに行なえますし
動作が非常に軽いので全くストレスなく画面を確認することができます。
画面一番下の『現在』と書かれた丸を右にスライドさせると
雨雲予測が1時間後までは5分間隔で2時間後から6時間後までは
1時間間隔で表示されます。
レーダー機能ではありませんが雨雲の接近を知らせてくれる
プッシュ通知もとても便利で実用性の高い機能です。
Y!天気のダウンロード
Y!天気は以下からダウンロード可能です。
iOS版ダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/app/id521974902?mt=8
Android版ダウンロード
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.weather.type1&referrer=pc_weather_promo_banner
まとめ
今回はパソコンやスマホで見れる雨雲レーダーについてまとめてみました。
当サイトでの一押し雨雲レーダーは
気象庁の『高解像度降雨ナウキャスト』です。
予測精度もかなり高くなっていると感じます。
また、アプリは『Y!天気』が操作性や表示などが優れていると思います。
現在ではスマートフォンも普及して、いつでもどこでも
必要なときに簡単に雨雲の進み方を確認できるので
是非、ご自身のライフスタイルや地域に合わせて
利用するサービスを選んでみるといいでしょう。
またスマホならY!天気アプリを使うと
外出先などでの突然の天候の変化に臨機応変に対応出来るでしょう。
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