初詣には正しいやり方があるのでしょうか?
毎年、何となく行って
何となく手を合わせてお賽銭をあげて・・・
『何となく参拝』を続けてきたあなた。
今度の初詣は正しいやり方で
きちっとやってみませんか?
と言う訳で今回は初詣の参拝の
正しいやり方やお賽銭の額などについて
お伝えしようと思います。
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初詣の参拝のやり方
初詣の参拝のやり方は
以下の通りになります。
- 鳥居をくぐる
- 参道を進む
- 身を清める
- 参拝する
- 願を掛ける
では、順に解説しますね。
鳥居のくぐり方
何か作法があるんですか?
神社は神様が祀られている神聖な場所です。
敬う気持ちを体で表すためにも
きちんと挨拶をしましょう。
この時のお辞儀は軽い会釈(小揖)で構いません。
お辞儀した時の腰の角度によって
3つの段階があります。
深揖(しんゆう):腰の角度45度
小揖(しょうゆう):腰の角度15度
参道の歩き方
神社に入ると参道を進んで行きます。
境内が広く参道を歩くときも
思わず真ん中を歩いてしまいたくなります。
しかし参道の中央は神様の通り道と言われており
一般的には中央を避けて歩くようにするとされています。
ただ参拝客の多い人気の神社などでは
参道は人で埋め尽くされます。
このような場合は仕方ありませんので
周りの人の流れに従うようにしましょう。
身の清め方
参道脇などに手水舎(ちょうずや、てみずや)があります。
ここで水を使って身の汚れを流し
体を清めます。
- 手水舎に一礼する
- 右手で柄杓を持ち水をすくい左手を流す
- 左手に柄杓を持ち替え水をすくい右手を流す
- 再度右手に柄杓をもち水をすくい、左手のひらに水を注ぐ
- 左手の水を口に含み、ゆすいで清める
- 左手で口元を隠し、そっと水を吐き出す
- 再度左手を清める
- 柄杓の柄を手水で洗い流し、柄杓を元の位置に戻す
- 一礼する
注意しましょう
参拝のしかた
- 神前に立ったら姿勢を正す
- 賽銭箱に賽銭を入れ、鈴を鳴らす
- 姿勢を但し二拝二拍手一拝の順で拝礼
神聖な場なので拝礼の前に
服装などを整えましょう。
神様に失礼にならないよう
帽子やコートなどは脱ぐのが礼儀です。
ただ混雑が激しい場合などは
着たままで拝礼しても構いません。
参拝でのお辞儀は『拝』です。
90度の礼をします。
手を合わせる合掌だけしましょう
願の掛け方
家内安全、商売繁盛、合格祈願など
願い事がある場合、最後の一拝の時に念じます。
二拍手の時じゃないんですね。
また忘れてはいけないのが
『自分の名前と住所を一緒に念ずること』です。
意外に知られていないので
ここはポイントです。
忘れないようにしましょう。
願い事は簡潔にまとめておき
できるだけ手短にします。
特に初詣などの混雑時は長くなってしまうと
他の参拝客に迷惑になってしまいますので
注意しましょう。
参拝が終わったら鳥居をくぐり境内を出ます。
この時境内に向かい一礼してから
離れるようにしましょう。
最後まで礼儀を尽くすことを忘れずに。
以上が初詣のやり方です。
初詣に限らずお参りの手順は
基本的には同じです。
普段のお参りの時や子供の七五三
赤ちゃんのお宮参などの参拝でも活かせますので
是非覚えておきましょう。
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初詣のお賽銭
金額でご利益がある訳でもありません。
これは気持ちの問題です。
ご自身の身の丈にあった範囲で
その時にお供えしたいと思った金額が
ベストなお賽銭の額だと言えます。
また、一般的には
『五円玉』がよく利用されますよね。
五円 = ご縁
と言うことで良い縁がありそうで
縁起がいいと言われてます。
他にも語呂合わせで
いろいろな金額をお賽銭にする人も多いようです。
5円:ご縁がありますように
15円:十分なご縁がありますように
25円:二重にご縁がありますように
45円:始終ご縁がありますように
50円:五重のご縁がありますように
115円:いいご縁がありますように
125円:十二分にご縁がありますように
458円:四方八方からご縁がありますように
1,129円:いい福
2,951円:福よ来い
3,181円:幸い
4,129円:良い福
5,000円:千回のご縁
10,000円:円満
11,104円:いい年
金額が大きくなって
お札を使う場合は
白い封筒に賽銭を入れます。
封筒には住所・氏名を記入して
お札も新札を使うといいでしょう。
まとめ
初詣の正しいやり方と
お賽銭の豆知識についてお伝えしました。
- 必ずお辞儀をしてから動作に移す
- 参拝は二拝二拍手一拝
- 願い事は最後の一拝のとき
- お賽銭の金額に決まりはない
詣でのやり方はそれほど面倒ではありませんし
一度覚えてしまえば初詣でも何でも
神社に出向いた際には使えます。
これまでちょっと違ったやり方だったと言う人も
これを機会に正しい方法で行えれば
新たな気持ちで初詣が出来るのではないでしょうか。
お役に立てたら幸いです。
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